いつまで続くかわからないブログ/実験と挑戦

すぐ飽きる。最後までやりとげられない。物事を先送りする。そういう人のブログ。実験と挑戦。

唐突に「私、慶応(大学)出てるんですけどね」とのたまう初老のご婦人

いや~、前に「聞いてもいないのに私出身大学慶応なんですねという女」という記事がひょんなことから5000人以上の人の目に触れたことがあったけど、今日は第二弾。

私は誰でも好きな時に用事があれば訪ねられる公共機関で働いている。そこは平日お昼休み時間を除いて、入口のドアにロックはかかっていない。だからいつでも入れる。しかしお昼休みになるとロックが掛かりIDカードと暗所番号を知っている職員しか出入りができない。

私はいつもどおりお昼休みに近所のお弁当屋さんへ買い出しにでようとドアを開けて外にでた。その途端に見たところ60代後半くらいと思われる洗練されたお召し物を召した上品な初老のご婦人に声を掛けられた。「職員の方ですか?」「あっ、はい」「こちらは開いてないのですか? 午後まではいれないの? アポを取る必要があるのかしら?」私はそのいでたちから何か仕事で中の職員と面談したいのかと思い「どのようなご用件で、どの者にお会いになる予定なのですか?」と答えた。すると彼女は「いえ、わたくし色々と勉強しておりまして、色々と(職員に)教えていただけないかと思いまして、あの、わたくし50を過ぎて大学を卒業しましてね。慶応を出てるんですね」けっけいおう、慶応! またしても慶応。今回もそんなこと聞いてないから!ましてや、私あなたと今ここで会ったばっかりだし、あなたのこと知らないから!そりゃ50歳過ぎて大学を卒業してるってことは勉強が好きで、その趣味で勉強を続けていることに加えて更に新しいことを知りたいっていう意欲はすばらしいし、それを生きがいに活力ある日々を過ごしてるのも素敵だと思う。で、やっぱり、慶応大学を卒業しているってことを見ず知らずの私にわざわざ伝えたいくらい、とっても自慢なことなんだね!人生の波乱を生きぬいて多くの辛酸を経験してきたであろう60代か70代かになっても学歴あるいはその大学名、特に慶応ってことに拘りがあるんだねえ。なんと慶応の偉大なことよ。ここまで人々(日本限定)の心をとらえ、その名称を名乗るだけでの何らかの影響を与えるだろうと信奉されているとは!恐れ入った慶応。ビバ慶応!

 

こんなことを書くと、またひがんでるとか、可愛そうな人とか番外で悪口いわれちゃうのかなあ。それも面白いね。なぜそう思うのかを私は知りたいんだよ。どういう視点からそう思ったのかを知りたい。私のどの表現からそう感じたのかを。自分を客観的に分析するのが大好きなんだ、わたし。だからあなたが「私へ感じたこと、その理由」を教えてください♪