いつまで続くかわからないブログ/実験と挑戦

すぐ飽きる。最後までやりとげられない。物事を先送りする。そういう人のブログ。実験と挑戦。

読みつづけたいと思うブログの共通点:私の場合

 

はじめて他人のブログを見たのは2004年だったと思う。ある疾患について調べていてあるブログを見つけたのだった。闘病と介護のブログで数年間の日記をざっと見て興味のある記事のみを集中的に読んで終わった。その後再び他人のブログを読み始めたのは8年後の2012年3月。同じ月にTwitterを始め、facebookはその前の年2011年3月開設。1999年ごろチャットを初めてやってみて2時間で嫌気がさし、その後まったくやっていない。

それくらい私はネットの世界に全く興味がなかった。そして突如Twitterを始めたことで、世の中の一般人たちが自分の考えや意見や自分の生活をネット上にぶちまけたくて他人に知ってもらいたくて、やたらブログやfacebookTwitterをやってるってことを知って、どんだけ人は自己顕示欲が強いだ?って正直おどろいてる。で、最近ブログ論(もどき)なるものを読む機会が多くあって、ブログをやっている人の気持ちが全然理解できないんで、そんじゃ自分がまずやってみて何を感じるのか、ブログ読者の立場から書く立場に移行して何が見えるのか実験してみようという気になったわけ。

 

 2012年3月に久しぶりにアクセスしたブログは、音楽ブログで洋楽を和訳するブログだった。訳詞の解説やらネタ的見解なんかのエッセイが追記されていて、毎日更新してたんでつい嵌ってしまって10か月くらい毎日読み続けてたんだけど、正直もうすっかり飽きた。もうエッセイの内容がほぼパターンを一巡しているんだよね。今は全く見ていない。

 

次、書評ブログにたどり着く。このブログはとてもためになるし文章が理路整然としていて批評も批判も私の許容範囲内なので今でも楽しんで読んでいる。同ブログ主の別アカウント日記もスパイスが効いててそそられる内容だ。

そして1ヶ月前からもう2つのブログを定期的に読んでいる。

で、何が言いたいかっていうと、髪を切るたびにヘアースタイルを変えるというくらい飽きっぽい私が、そこそこ飽きずに読み続けられるブログの共通点をみつけたってこと。

 

1.文章が上手い

2.だれもが感じているだろう人間行動に対する疑問を取り上げて、それに対する自分なりの考えを書いている

3.ブログ主は男性

4.批判はするが、強迫や冒涜に近いほど他人の気持ちを逆なでするようなことは書いていない。読者を煽るようなこと書いていない

5.頭の良さ(賢さ)や教養が読み取れると同時に、ちょっとした自分自の弱さの告白や素直な喜びの表現に、この男性はいったいどんな人だろうとそそられる瞬間がある

6.読者に全く媚びる所がない。読者に迎合しない

7.更新頻度が高い

 

こんなことなのよね。私が読みづづけたいと思うブログはこんなブログ。実はテーマなんてどうでもいい。写真や動画もあってもなくてもかまわない。