いつまで続くかわからないブログ/実験と挑戦

すぐ飽きる。最後までやりとげられない。物事を先送りする。そういう人のブログ。実験と挑戦。

感情(情動)のコントロール

生きていくうえで重要なスキルのひとつに「感情のコントロールができるかどうか」というのがある。私はことことに最近まで気が付がついていなかった。気にもしていなかったというほうが正しいかもしれない。というのは今まで感情のコントロールをしたことがないし、出来たことがないからだ。ところがストラテラを服用するようになってから、これが不思議と自然に出来るようになっている自分に気が付いて正直おどろいた。それがつい3が月ほど前のことだ。初めてストラテラを服用したのが2013年7月だから、それから1年と8か月になる。感情をコントロールできるというこがこれほど日々の生活を楽にするものか、人間関係をスムーズにするものか初めて知ったと言っていいほどだ。感情をむき出しにして興奮してみたり、喜んでみたり、怒りをぶちまけたり、イライラしている態度をしてみたり、文句をいいまくってみたり、言いたい放題にやるのが私にとって「普通」なことだった。特に怒りや不満やイライラを隠すことも我慢することもまるでできなかったし、しようとも思わなかった。それで周りの人たちに疎まれて(嫌われて)いたらしい。が、本人は気にもしていなかった。事実、それを裏付けるように友達は一人しかいない。

それが、である。今は怒りや不満やイライラそのものを強く感じることがほとんどなくなったのだ。仕事で腹の立つことを言われたりしても、一瞬むっとはするが、すぐに収まるし、あとで思い出して少し嫌な気分にはなるけど、以前のようにその気持ちや感情を誰かにぶちまけたくて電話をして愚痴を1時間もしゃべりま繰らないと気が済まないってことが全く無くなった。だから固定の電話代が月基本料金の2000円弱で済んでいる。感情をむき出しにすることが私の特徴を表す個性だとおもっていたけど、それは大きな勘違いで周りの人は嫌がっていたんだなあって思う。そして感情をコントロールできるこの気持ちの状態がどれだけ楽なことかを狐につままれたような気持ちとともに感じている。

ほんとうにADHDとは生きる上で不利な構造の脳だなあと思う。つくづく。

感情をコントロールできれば、仕事も勉強も人間関係も上手くいく。他人に必要以上に依存しなくて済む。3か月前からそれができるようになったけど、今まで生きてきた年数が長すぎて、もう取り返しがつかない。