いつまで続くかわからないブログ/実験と挑戦

すぐ飽きる。最後までやりとげられない。物事を先送りする。そういう人のブログ。実験と挑戦。

浅田真央、アイススケートとオリンピックへの疑問

どうしてそんなに浅田真央のオリンピックショートプログラムでの失敗やフリーでの自己ベストそして、メダルに届かなかったことをこんなにもマスコミが大騒ぎして国民がこぞって感動して涙するのかぜーんぜんわかんない。

しかもアイススケートってそもそもスポーツなのか?って私は前から疑問に思っていて、ジャッジも主観的要素が大きく左右してるし、感情を揺さぶられる演技だったっていうならそれはスポーツじゃなくて、エンターテインメントかバレエのような芸術なんじゃないの?って思っちゃうわけ。芸術に明確な点数つけて順位なんかつけられるのかって話。

スポーツってことにしたいがために、ジャンプの回転数とか踏み込む形とかステップの数とかを技術として無理やり組み込んでるとしか思えない。現に、スケーターは現役を退いた後「アイスショー」というエンターテインメントでプロになって稼ぐわけでしょ。これはスポーツの領域ではないでしょ。私はオリンピック競技からアイススケートは外すべきだと思っている。どこかでコンテストをやるのはいい。しかしそれはあくまでバレエのコンペティションやピアノやバイオリンのそれと同じ種類のものとしてだ。

キム・ヨナが強いのは精神的な強さは言うまでもないけど、結局表現力つまり彼女はプロとしてエンターテインメントをお客に提供するっていう意識がはっきりしてるから、観客をジャッジを引き込む演技ができているからで、失敗しそうなもっとも難しいジャンプは入れてないわけね。そこに勝負の焦点をおいてないから勝てるわけよ。浅田真央は表現力が稚拙だからジャンプで点を稼がなきゃメダルが取れない、ジャンプ失敗したらおしまいみたいな構成になってる、ならざるを得ない演技力しかないから良い時と悪い時の差がはげしいわけ。キム・ヨナは競技者ではなく表現者だから発想が違うから安定してるわけ。

そんなこと実は誰でもわかってるでしょ。それをことさら浅田真央を悲劇のヒロインにしたてて、国民こぞって涙するなんてあほらしい。まあ浅田真央にとってはこれからのメディア露出で稼げるだろうから結局は利益になるだろうけどね。でもね、大衆もメディアもすぐ飽きるし、新しいもの好きだからいつまでも続かないことを念頭に置いてこれからの戦略を練ったほうがいいよ真央ちゃん。